裁判書類の書き方のルール

今から書くのは,絶対こうでなければならないというものではありません。
意味が伝われば,必要なことがもれなく書いてあれば,問題ないともいえます。
しかし,長年の慣行的なことを含めて書類の書き方などにルールがあるのも事実です。
できればこれらのルールに従った方が,裁判所の方々への印象は良くなります。
また,裁判所によってルールが違う場合もあります。
ここでは,ほぼ全国共通のことに絞って紹介します。

礒崎陽輔 著 「分かりやすい公用文の書き方」に詳しいです。

項目の書き方

第1 → 1 → (1) → ア → (ア) → a →(a)

句読点について

「,」を使うことになってはいるのですが,実際には普通使うように「、」が使われることも多いです。
どっちでも問題はありません。

接続詞などの使い分け

有名なのは「及び」と「並びに」,「又は」と「若しくは」の使い分けです。
一般の文書ではあまり気にしませんが,法律の条文上は明確な使い分けがあります。
法律を読むときに,この区別を知っておく必要はあります。
書くときも,これに準じたほうがよいとはいえます。ただし,一般のかたが書く場合にはそれほど神経質にならなくていいでしょう。
興味のある方は調べてみてください。

3つ以上の言葉をつなぐ場合は,
「a,b及びc」や「a,b又はc」のように「,」でつないで,最後に「及び」や「又は」を入れます。

他に「その他」と「その他の」の使い分け,「時」「とき」「場合」,「もの」「者」などがあります。

数字

一応,全角で「500万9982円」と書きます。
分数は「5分の1」のようです。
単位は「㎡」みたいに書くようですが,実は昔は「平方メートル」と書いていました。
「4ヶ月」ではなく「4か月」「4箇月」らしいですがすぐに変換候補に出ないですね。

書式

お使いのワープロソフトを以下のような設定にして下さい。
用紙はA4の設定。
文字サイズは12ポイント。
1行の文字の数は,37文字
行数は,26行
上余白 35ミリ
左余白 30ミリ
ページ番号を忘れないようにつけてください。

印刷は片面印刷にして下さい。