労働問題とはそもそもどういうこと?

典型的には解雇や賃金を巡る争いを指します。
賃金を巡る争いでは,残業代が支払われないというのが典型ですね。

労働問題をめぐる争いでは,特有の知識が必要になります。
まず,主に適用される法律が労働法という分野となり,民法からは大きく修正されます。
また労働者の生活をめぐる問題となるので,単に法律上の問題のみならず,健康保険や年金についても考える必要があり,これらの知識も必要です。
仕事上のケガ,病気では,労災保険も問題となります。
労働者は労働組合を結成し,または加入し生活や権利も守る方法も保障されているので,法廷で争うだけではなく,労働組合の活用についても知識が必要です。

そこで,このコーナーでは労働問題特有の知識を解説します。